★マイクロライトの法規制とPPG★

マイクロライトは当初、航空法の対象外でしたが、無謀なフライトによるトラブルが度々起こり、法的規制を受けるようになりました。
マイクロライト機は、PPGより性能が良いのに飛行範囲を制限されています。
まじめなマイクロライトパイロットは法規を守り、いつか規制緩和され外国のように自由に空を飛べることを夢見ています。
しかし、実際は法規を守らず飛び回るマイクロライト機を多く見聞きします。
法的規制を受ける原因になったパイロットは(生きていれば)今も法規を無視し違う場所でフライトしているのではないでしょうか?
法を導入するのであれば、問題をおこしたパイロットを罰してほしいものです。
なのに、無法マイクロライトはあまり表沙汰になっていないような気がします。
これは、自分がいけないことをしているという自覚があるから、なるべくわからないように、こっそり飛んでいるからでしょう。

しかし、PPGには法的規制がないので、モラルのないフライトをしてもPPGパイロットは堂々としています。
いくつかのトラブルを起こしても全く反省している様子はありません。
このままでは、一部のPPGパイロットの不祥事が原因で、PPG全体に法的規制が課せられる時がくるかもしれません。
もしそうなっても、そのPPGパイロットは、規制を無視してこっそりと飛び続けることでしょう。
マイクロライトと同じ様な法体制では、全く意味がありません。
法を導入するだけで、取り締まらなければ何の意味もないのです。

先日、違法行為を行ったマイクロライトパイロットとエリア管理者が逮捕されたと新聞記事に載っていましたが、これは海上自衛隊が係わっているので警察が動いたのでしょう。

PPGを法規制する事により、表に現れない問題が出てくる事は、マイクロライトとPPGの現状から推測出来ます。
マイクロライトの失敗を、わざわざまねる様なことは避けたいものです。


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