初体験!クリスマス会で舞台メイク -2-

14時。
クリスマス会は、ほぼ予定通りに進行しているようです。
メイクショー担当の所長さんから「ダンサーさんスタンバイお願いします」と声がかかりました。衣装の上に、美容院で使うような、黒くて長いケープをまとい、衣装はすっかり隠れました。そして、それぞれのメイク担当と一緒に、ステージへ向かいます。
ステージには5つのスツールが用意され、黒いケープのダンサーたちが座り、メイクショーがはじまるのです。
なかなか洒落た演出ではありませんか。会場からは大きな拍手が聞こえてきました。

その頃、控室では・・・
MCのことで頭が一杯のchaoさんは、なにやらぶつぶつ呟きながら歩き回り、緊張で水が手放せない私は、ペットボトルを持ったままなぜか柔軟体操、この変な光景を撮ってどうするのか、なかさんはカメラを構えて動き回ってます。
・・・今思えば、踊ってメイクが崩れる前に記念写真撮っておくべきでした。
・・・みんなで「いくぞー!おー!」もやらなかったし。
・・・
時間にして、おそらく15分程経過した後、司会の「メイクが完成しました〜」
「がんばってくれたアーチストさん達に拍手!」という声とともに、大きな拍手と歓声が聞こえました。


会場の照明が消え、ディスコミュージックだったBGMが『星から来た2人』に変わります。
会場はまだ真っ暗です。 メイクモデルを勤めた5人のダンサーがケープをはずし、 控室の3人も飛び出していってスタンバイ。顔は見えないけど、お客様達の、次は何が始まるの?という期待を感じます。
暗闇のまま『星から来た2人』がフェードアウトし、一瞬の静寂のあと、『UFO』イントロの電子音が流れ、ぱっと照明がつきました。わきおこる歓声。「ピンク・レディー ショー」のはじまりです。

ステージ最前列には、『UFO』のイメージの、シルバーの衣装を着た、あやぽんとえびびん。その後ろにはムックさんとなかさん、最後列にchaoさんとfoohさん、ステージ下の通路に私とまきちゃん、という並びでスタートしました。
このとき初めて、お客様の顔が見えたのですが、ほとんどが私たちと同じピンク・レディー世代とそのお母さんの世代でした。みんなが笑っていて、みんなが一緒に歌詞を口づさんでいました。座ったまま一緒に手だけ踊っている人もいました。それまでの緊張はあとかたもなく消え、心から楽しく踊って、1曲目が終わりました。拍手と歓声。いきなり「アンコール〜」と盛り上げてくださった方がいましたが、まだ終わりじゃないんです。


ステージの最後列から、「メリークリスマ〜ス!ピンクレディー艶舞団でーす!」とchaoさんが飛び出してきました。
あらら。いつものchaoさんじゃないのね。あたりまえか。MCの時は人格変わるのね・・・と感心しつつ、知合いのお客様につい手を振ってしまいます。いかん、MCの間はフラフラせず、美しくスタンディングポーズをとるように!と言われていたのに。

「では、今日はクリスマス会ということで・・・・全く関係ない夏の曲を2曲!お楽しみ下さい!」おっ、会場受けてる!


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